PTSDは痴漢が原因

何年か前の話なのですが、夜に痴漢にあってしまったことがありました。自分も迂闊だったと思うのですが、その時は人生で唯一本気で命の危険を感じ、とてもとても怖かったです。

人気のない場所で、男性に掴まれ、ささやくような小声で、いろいろなことを言われたのですが、なんとか逃げることができました。心臓が飛び出るかのようなドキドキと、恐怖のあまり、明るい場所(割合近くに営業中のお店がありました)に逃げ込んだ後も、さっきの痴漢が追ってくるのではとの恐怖で足の震えがとまりませんでした。当時、お付き合いしていた彼に迎えに来てもらって、しばらくそばにいてもらい、その日は落ち着いたのですが、その後、その時のことが原因と思われるPTSDの症状に悩まされることになりました。

まずは、男性が後ろに立つのが怖い、上司や同僚、男友達でさえも、背中側に立たれたり、ポンっと肩を叩かれるだけで、身の毛のよだつような嫌悪感と恐怖がありましたし、小さい声で話されると、息苦しくなるような、気持ちの悪さを感じました。

痴漢にあったから怖い、などと打ち明けることもできず、動揺している感じをうまく隠せているか気にしながら、やり過ごしていましたが、こちらに関しては、だんだんよくなっていきました。

それよりも辛かったのが、睡眠障害です。私は、もともとは部屋を真っ暗にしないと寝た気がしないという人間だったのに、夜中にハッと目が醒めるようになってしまい、その際真っ暗だと怖くて怖くてたまらないのです。そして、2時間ほど恐怖で眠らないため、気を紛らわすためについついネットサーフィンなどしてしまい、余計に眠れなくなる、という悪循環に陥ってしまいました。

睡眠障害というのは、本当に侮れないもので、正直なところ、それまで自分には無縁だと思っていた心療内科を受診することにしました。痴漢にあったことが原因と思われるPTSDのような症状について話し、医師に、「そういうことはあるよ』と言ってもらえただけでも、なんだかホッとしました。そして睡眠薬をいただき、毎日ではありませんが、辛い時は服用しておりました。

何がきっかけで克服した、というのではないのですが、だましだまし付き合い、今では睡眠障害とまでの程度ではなくなりました。とはいえ、年齢の割にクマや目の下のたるみがひどく(そのせいだけではないかもしれませんが!)苦労した顔になっている気がします。

自分もまだ若く、迂闊でしたが、本当に辛い体験でした。

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