ひきこもり経験を乗り越え専業主婦へ

私は現在主婦をしているのですが、結婚当初から共働きだったので毎日朝から夜までびっしり働いていました。共働きと言っても、家計困っているわけではなく私自身が小さいときからやりたかった仕事なので、結婚後も続けていました。

私は性格も明るい方で人とコミュニケーションを取るのが得意だったので、友達も多い方で毎日の生活が充実していました。そんなある日、妊娠していると判り夫と一緒に喜んでいました。そして、お腹の子に負担がかからない程度で働き続けていました。お医者さんからも、もう安定期だねと言われ安心していた数日後、つまずいて階段から転げ落ちてしまいました。

私の顔は真っ青になり、たまたま周りにいた人が病院まで連れて行ってくれました。そこでお医者さんから「残念ながら流産しています」と告げられ、頭の中が真っ白になり一瞬思考が停止していたと思います。その夜、夫に流産したことを話し私はすぐ自分の部屋に閉じこもってしまいました。

次の日も会社に行く気力すらなく食欲もなく、トイレ以外はずっと部屋で誰とも会いたくないと思いながら悲しみに暮れていました。1ヶ月以上はひきこもりになってしまい、自分がやつれていっているのがわかりました。しかしそんな生活は長く続けていくわけにもいかず、夫に連れられカウンセリングを受けることになりました。カウンセラーに泣きながらいろいろな気持ちを話したのを今でも覚えています。

まさか私がひきこもりになるなんて、周りの人は思ってもいなかったので、特に両親は遠方ながらも電話やメールなどで心配してくれていました。それから半年程カウンセリングに通い続け、だんだん気持ちも落ち着き仕事に復帰できるようにもなりました。

もう子供は産めないなと諦めていた時、まさか妊娠が発覚しました。私はすぐに病院へ行き、お腹の子は大丈夫なのか聞きに行きました。お医者さんは笑顔で「安心してください。お腹の子は元気ですよ。」と優しく声をかけてくださり、涙を流しながら家に帰りました。

そして夫とも話し合い、もう2度と同じ経験はしたくないという気持ちも強かったので翌日、会社を辞職することにしました。それから私は専業主婦になり、安静に過ごす日々を心がけ無事出産できることができました。

仕事を辞めた今でも、こんなに愛おしい子どもがいてくれるおかげで楽しい毎日が過ごせています。決して流産したことは忘れることはないですが、これからも家族みんなが健康で過ごせることが私の幸せです。

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